PHILOSOPHY理念
“おもしろい”をエンジニアリングする
私は仕事の中で何を大切にしているかと考えた時に「おもしろい」という言葉をどれだけ使えているかを大切にしてきたような気がします。「おもしろい」を辞書で引くと「魅力ある物事に心が明るみ、目の前がぱっとひらけて晴ればれした状態。」とあります。
私自身、3年後・5年後が見えない中で事業承継をし、常に予測不能な未来を思い描くことに悩んできました。それは今も同じです。
ただ、近年よく感じることが、結局一人で描く未来は限界があるということ、会社の仲間やお客様やお取引先様、または互いに学び合う経営者仲間など、様々な人・モノ・価値観・知識・見識との出会いから化学反応が生まれ、今まで描けなかった未来が想い描けるのだと実感しています。その瞬間に心の中でつぶやくのが「おもしろい」というフレーズです。
新たな志や発想が生まれた時に
「おもしろい」とつぶやく。
誰かと理想やビジョンを共有した時に
「おもしろいね」と共感する。
自分や周りの成長を感じたときに
「おもしろくなってきたな」と実感する。
今までなかったリスクや逆境に出会った
「おもしろいじゃないか」と挑む。
「おもしろい」に込めた3つの意味
「おもしろい」は未来の可能性が広がることを意味する
仕事において「おもしろい」と思える瞬間。それは未来への可能性を感じる時です。そして、その範囲が個人・会社・お客様・協力会社様・業界・地域・国・世界へと尺度が広がるにつれ「おもしろい」は増大します。我々が我々自身の可能性を見出すこと、そしてそれを世の中に広げていくこと。それこそが「おもしろい」の源泉です。
一人が「おもしろい」と思ったことが、周りの人生や文化を変えることだってあるかもしれません。私たちは自分の仕事を「おもしろく」することで世の中を「おもしろく」していきます。
「おもしろい」は主体性から生まれる
目の前の仕事を「つまらない」と思うか「おもしろい」と思うかは考え方次第。
仕事を「おもしろい」と思うには夢やビジョンを持つこと、今より良くしようと目標や成果を目指し工夫すること。新たな可能性を見出すこと。「おもしろい」はじっとしていても見つかりません。一定期間、仕事が「つまらない」と感じる時は何かを変えなければなりません。仕事のやり方や目標、自分の習慣や行動範囲、インプットの量と質。新たな人・モノ・価値観との出会い。「おもしろい」はそんな主体的な行動から生まれます。その主体性が、人生を「おもしろい」ものにしていきます。
「おもしろい」は伝播させることで
大きなエネルギーになる
自分自身が「おもしろい」と思っても一人でできることは限られます。自分が感じた「おもしろい」が大きければ大きいほど、多くの仲間が必要になります。より多く人に「おもしろい」を広げる為には直感を放置しないこと、直感を論理的に考えその意義を深めることが重要です。ロマン(志)とソロバン(戦略思考)を大切にし、「おもしろい」を伝える努力をしましょう。そして、仲間を広げていきましょう。
我々にとっての「エンジニアリング」とは
目的に輪郭を与え、
実現可能なソリューションを創り出すこと
エンジニアリングとは、技術とアイデアを結びつけ想いをカタチにすることを言います。我々は、目的に対して課題を明確にし、ヒト・モノを組み合わせることで実現可能な解決手段を創造します。
そのためにも、お客様や協力会社様、社会が持つニーズやウォンツを洞察し、問題意識を発掘することが大切です。
また、自分の目の前の仕事に対しても目的を持ち課題設定や目標を持つことで仕事の意味や意義を深めることも重要なエンジニアリング力になります。
個々の得意を生かして、
最高のパフォーマンスを引き出す仲間づくり
我々の事業の役割は、顧客の課題に対して、協力していただくメーカー様、協力会社様の情報とノウハウをディレクションし、世間にある様々な要素技術に連携とチームワークを生み出すことです。
そのためにも、目的や課題感を共有し、個々が持つ発想やアイデアを引き出すことが重要です。社外でも社内でも、建設的な関わりを通じて最高のチームワークを生むこともエンジニアリングが持つ重要な役割の一つです。