荷台昇降設備はありますか?
令和5年10月からトラックでの荷役作業時の安全対策が強化されてますが、
設備の設置はお済ですか?
トラック運送事業における労働災害は、荷役作業中に発生したものが全体のおよそ7割を占めています。
特に荷台からの転落が多く、トラック荷台等への昇降時に発生するものがその約4割を占め、
転落原因が荷台から降りるときが約3割占めることが厚生労働省調べにて分かりました。
今回の安全対策強化ではしご等の昇降設備の設置、保護帽の着用、
テールゲートリフターの操作に係る特別教育が義務付けられました。
この改正は、トラック運送事業における労働災害を減らすために行われ、
特に荷役作業中の労働災害を防ぐことを目的とされています。
設置義務を守らなかったらどうなるの?
トラックの昇降設備設置義務を守らなかったら、労働安全衛生法違反になります!
設置しなかった事業者に対して6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられ
義務つけられている貨物自動車であるにも関わらず、
昇降設備を使用しなかった労働者に対しては50万円以下の罰金が科せられます。
じゃぁ実際、どんなものを準備するといいの?と迷う方もいると思います。
トラックの昇降設備を選ぶ際は、安全に昇降ができるように手すりがついているものや
踏板に両足が置ける奥行きがあるもの、昇降用ステップは両手・両足の4点のうち
3点でしっかりと身体が支えられるような画像のものを選ぶと安全性が高まるかなと個人的に思います!
弊社も貨物自動車がありますが、パワーゲート付きのトラックを使用しているので、
はしご等の昇降設備の必要はありませんでしたが、代わりにパワーゲートリフターがついているので
学科教育4時間と技術教育2時間を受けて特別教育終了証取得する必要がありました。
特別教育を受けたスタッフの終了証になります!
免許証みたいに顔写真がついていたのは、正直予想外でした、、、
もうちょっと違うものを想像していました。。。
弊社にも運送業者の方が多くの製品を配達いただいて、社員一同感謝しております。
私はトラックの荷台で作業するときに梯子や保護帽をつけないといけないことを知りませんでした、、、
この業界に携わり3ヶ月になりますが、製品について知識不足なところだけではなく
滅多に耳にしない情報もあり、まだまだ学ぶことが多く頭がパンクしそうです。
もし昇降設備の設置したいけど、まだできていないよって事業者の方は、
安全に働けるようにぜひご検討ください!
以上、田口が担当しました!